小さい頃から歌が好きでした。
悲しいときや辛いときは、いつもギター片手に歌っていました。
周囲も上手い上手いと褒めてくれました。
音楽の成績も良かったので、自分は歌が上手いと思っていました。
自分の歌をカセットテープに録音して聞くまでは。。。
今でも、あの挫折感、落胆感は忘れられません。
「よく、こんな歌を周囲に聞かせてたものだ。」と、
後悔とともに激しく落ち込みました。
気絶しそうになりました。
今だから思うのですが、そこで諦めず、努力を重ねたのは、
本当に歌う事が好きだったんだと思います。
当時は、努力の自覚はありませんでした。
上を目指すことしか考えられませんでしたから。
もっと上手くなりたい。
もっと上手くなりたい。
もっと上手くなりたい。
色々なジャンルの歌を歌ったのはそのためです。
特定の歌を選んでいては上手くならないと思ったのです。
いくら努力しても、努力しても、自分の歌に満足する事はありませんでした。
ボーカルスクールに通った時は、
凡人がいくら努力したところで、天才には叶わない。と悟りました。
歌の天才は、スクールに通う前から天才なのです。
そして、歌の天才の周りに集まってくる、演奏陣も天才なのです。
ランクと申しましょうか、まるっきり住む世界が違うのです。
昔は、ライブする事が嫌いだったのですが、
自分の歌に自信がなかったからだと思います。
今では、すっかり開き直って、
「お客さんが楽しんでくれれば、それでいいやん。私も楽しいや。」
気分で楽しく歌っています。